こちらは令和5年度の補助金ページとなります。
新たに令和6年度の【長期優良住宅化リフォーム推進事業 【戸建住宅】】の補助金詳細ページを公開しておりますので、ぜひこちらをご確認ください!
こちらでは、省エネ・省CO2に係る先導的な技術を用いた新築工事等を対象に【国土交通省】が交付している、【長期優良住宅化リフォーム推進事業】についての情報を公開しております。
長年住み続けた自宅に対し「築年数もそれなりとなり、劣化だけでなく省エネ性・耐震性も考えたら心配…」という方、多くいらっしゃるのではないでしょうか。気になる事は多いけど、費用の事を考えると「心配するだけ」で止まってしまっているという方がほとんどのようですね。
そんな中、今回ご紹介する【長期優良住宅化リフォーム推進事業】の対象条件に当てはまるという方は、この支援金を使わない手はありません!
住宅関係の補助金は組み合わせによって、総受給金額が大きく変動することもございますので、詳細ご確認後はぜひプロのアドバイザーへのお問い合わせをお願い致します!
目次
長期優良住宅化リフォーム推進事業 | 詳細情報【終了】
※【長期優良住宅化リフォーム推進事業】は戸建住宅・共同住宅が対象となりますが、こちらページでは【戸建住宅】の内容をご紹介しております。
※今年度の評価基準型の交付申請は5月18日で締め切りとなっておりましたが、12月8日に受付が再開いたしました。受付期間が延長となっている申請もございますので、下記詳細ご確認くださいませ。
→受付は終了いたしました。
事業名称
長期優良住宅化リフォーム推進事業
管轄
国土交通省
(国立研究開発法人 建築研究所)
対象事業
要件
- リフォーム工事前にインスペクションを行うとともに、維持保全計画及びリフォームの履歴を作成すること
- リフォーム工事後に定められた下記性能基準を満たすこと。
- 性能項目のいずれかの【性能向上に資するリフォーム工事】【三世代同居対応改修工事】【子育て世帯向け改修工事】【防災性・レジリエンス性の向上改修工事】のうち一つ以上行うこと。
【性能基準について】
性能項目 | 概要 | 要否 |
構造躯体等の劣化対策 | 柱、床などの腐朽、蟻害の抑制 | 必須 |
耐震性 | 大地震でも倒壊しないよう耐震性の確保 | |
省エネルギー対策 | 窓や壁、床、天井などの断熱化 給湯器などの高効率化 |
|
住戸面積の確保 | 一定規模以上の住戸面積を有する | |
維持管理・更新の容易性 | 性 給排水管を点検・清掃・交換しやすくする | 任意 |
高齢者等対策(共同住宅のみ) | バリアフリー化 | |
可変性(共同住宅のみ) | 将来の間取り変更等に対応しやすくする |
【性能項目について】
工事の種類 | 工事詳細 | 工事内容例 |
性能向上リフォーム工事 |
省エネルギー対策 | 断熱サッシへの交換 高効率給湯器への交換 |
構造躯体等の劣化対策 | 床下の防腐・防蟻処理 ユニットバスへの交換 |
|
耐震性 | 耐力壁の増設 屋根の軽量化 |
|
維持管理・更新 | 給水・排水管の更新 | |
バリアフリー改修工事 | 手すりの設置・床段差の解消 | |
インスペクションで指摘を受けた箇所の補修工事 | 外壁の塗装 屋根の張替 雨樋の交換 |
|
テレワークの環境整備改修工事 | 部屋を仕切る間仕切壁や建具等の設置 | |
高齢期に備えた住まいへの改修工事 | 玄関スペースの拡大 未使用の部屋の別用途化 |
|
三世代同居対応改修工事 | キッチン・浴室・トイレ・玄関の増設工事 | リフォーム後にいずれか2つ以上が 複数個所あることが必要 |
子育て世帯向け改修工事 | 子育てしやすい環境整備に資する改修工事 | 住宅内の事故防止 子どもの様子の見守り 不審者の侵入防止 災害への備え 等 |
防災性・レジリエンス性の向上改修工事 | 自然災害に対応する改修工事 | 地震災害・台風(風災害)・水害への備え 電力・水の確保 等 |
住宅性能の基準の種類
- 評価基準【低】
認定基準には満たないが一定の性能確保が見込まれる水準
- 認定基準【高】
長期優良住宅(増改築)認定を取得するための基準
【基準の具体的な違い】
認定基準 | 評価基準 | |
構造躯体等の劣化対策 | 劣化対策等級3(既存住宅)に適合し、かつ構造に応じた基準に適合すること (例) 外壁が通気構造等、かつ 軸組等の防腐防蟻処理された製材、 集成材、構造用合板等 |
劣化対策等級2(既存住宅)を概ね満たすもので あって、かつ構造に応じた基準に適合すること (例) 外壁が通気構造等、又は、 軸組等の防腐防蟻処理された製材、 集成材、構造用合板等 |
耐震性 | 耐震等級1(既存住宅)の基準に適合すること (例) 新耐震基準に適合 |
耐震等級1(既存住宅)の基準相当であること (例) 新耐震基準に適合、又は、 住宅の着工時期が昭和56年6月1日以降であり、 耐震性に影響のある増改築等が行われていない等 |
省エネルギー対策 | 以下のいずれかの基準に適合すること ●断熱等性能等級4(既存住宅) ●一次エネルギー消費量等級4(既存住宅) 及び断熱等性能等級3(既存住宅) |
以下のいずれかの基準に適合すること ●断熱等性能等級3(既存住宅)※ ●一次エネルギー消費量等級4(既存住宅)及び 断熱等性能等級2(既存住宅)※ ●主たる居室(LDK)+1居室の全開口に断熱性の高いサッシ(二重窓、ペアガラス等)を採用し、高効率化等設備を1種類以上採用すること(高効率給湯器のエコキュートやエコジョーズ等) 等 ※開口部の断熱強化も必要 |
維持管理・更新の容易性 | 維持管理対策等級3(専用配管)(既存住宅) に適合すること |
<任意> 維持管理対策等級2(専用配管)(既存住宅)の一部に 適合すること |
対象となる事業タイプ
- 評価基準型
性能項目のうち、劣化対策、耐震性、省エネルギー対策について評価基準に適合するもの
- 認定長期優良住宅型
所管行政庁から長期優良住宅(増改築)の認定を受けるもの
→全ての性能項目で認定基準に適合することが必要
補助額
評価基準型
最大 150万円/戸
※補助対象リフォーム工事費等の合計の1/3の額が補助されます
※基本的な金額は100万円となりますが、三世代同居対応改修工事を実施する場合、若者・子育て世帯又は既存住宅の購入者が改修工事を実施する場合、一次エネルギー消費量を省エネ基準比▲20%とする場合(太陽光発電による削減量は反映しない)は150万円となります。
認定長期優良住宅型
最大 250万円/戸
※補助対象リフォーム工事費等の合計の1/3の額が補助されます
※基本的な金額は200万円となりますが、三世代同居対応改修工事を実施する場合、若者・子育て世帯又は既存住宅の購入者が改修工事を実施する場合、一次エネルギー消費量を省エネ基準比▲20%とする場合(太陽光発電による削減量は反映しない)は250万円となります。
申請時期
【住宅登録受付】
2023年4月7日(金)~ 2023年12月15日(金)
→〈延長〉2023年4月7日(金)~ 2024年2月19日(月)
【交付申請受付】
2023年5月8日(月)~ 2023年12月22日(金)
→〈延長〉2023年5月8日(月)~ 2024年2月29日(木)
※交付申請受付について、現行の認定長期優良住宅型の申請は令和5年12月22日で受付が終了しております。
引用:国立研究開発法人建築研究所公式ページ
長期優良住宅化リフォーム推進事業 | まとめ
こちらでは今回、「長期優良住宅化リフォーム推進事業」の戸建住宅についてご紹介いたしましたが、金額は大きくもらえるものの、対象となる工事部分も多く、なかなか簡単に工事内容自体も決めることは難しいと言えるでしょう。
またリフォーム関係の補助金は、同じ国土交通省から【こどもエコすまい支援事業】なども打ち出されており、補助事業の内容もさることながら、重複申請ができないものもあるため、現在リフォームをお考えの方からすると「どの補助金を利用すべきかわからない」という点から判断はなかなか難しいといえるでしょう。
そのためここはプロの出番です!テック千里ではご希望に沿ったプランをご提案するだけでなく、補助金等のご相談も承っております。まずはお気軽にお問い合わせください。お待ちしております!
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